index top 地位の構成
無断転載禁止。Reproduction Prohibited.
注:ここに記載された内容は、空亡著である小説『欲望の守護神』のための設定資料です。
すべてはフィクションであり、実在の個人・団体等にはいっさい関係ありません。
正神修
 あらゆる業務の実行力である。また、地鎮祭や神前結婚式といった一般の儀式を担う(規模によっては神修のこともあり)。
 道長(どうちょう)
 部長にあたる。専攻分けされた道(武術道・舞踏道・楽奏道・社務道、財務道では本社専務が該当)の長は、この地位から選ばれる。とくに社務道においては、細かな課をとりまとめる存在である。また、祭などの練習や本番の指揮を担うのは、舞踏道長や楽奏道長である(演出は社務道企画課)。神司や斎司が出演する場合でも、稽古場ではただの出演者として彼らの指示に従う(練習不足等の理由があれば平等に役を下ろされる)。

 宰神司直属
 略して『直属』と呼ばれる。神修が正神修にあがる際、優秀な者にかぎり選択権が与えられる。おのずと榊茂や宰神司の内部事情に近しくなるため、信仰心と信頼が第一とされる。本宮に残るならば、出世の近道でもある。総勢は決められていない。通常ならそれぞれの宰神司の周囲に二〜五人、影のような存在として命令をうけ雑用などを担う。本宮では十人ほどが“不可視者(あらざるもの)”として、上位神官しか入れぬ部屋の、掃除や骨董品の手入れなどを行う。業務内容に負担差があり、また個性が不要なことから、毎年持ち場が入れ替わる。しかし信用差が生じ、宰神司の希望により特定の個人が、常に秘書のように付き従うこともある。



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