注：ここに記載された内容は、空亡著である小説『欲望の守護神』のための設定資料です。
すべてはフィクションであり、実在の個人・団体等にはいっさい関係ありません。

浮舞台

　かつて日蛇の浮舞台は簡素で、ただの張出した板敷の床だった。やがて祭の規模が増し、床が広くなり舞台上の人数が増えると、池を挟んだ客席からは舞人の姿が見辛くなった。そこで、床のうえに改めて高舞台が設けられた。その際に、他所のものとおなじ舞台の製法がもちこまれた。回廊でつながってからの歴史は浅い。

本宮の構造