index top 本宮の構造
無断転載禁止。Reproduction Prohibited.
注:ここに記載された内容は、空亡著である小説『欲望の守護神』のための設定資料です。
すべてはフィクションであり、実在の個人・団体等にはいっさい関係ありません。
神官寮アイコン 神官寮
神官寮位置 神官寮一階


神官寮一階
 ガラス張りと浅い天窓で昼間の光源を確保した、各道場が配置されている。土足禁止。第一道場は四分割、第二道場は二分割できる仕切りがついている。舞稽古場は舞踏道の神官が、楽屋室と個人練習用スタジオA・B(ともに防音室)は楽奏道の神官がおもに使用する。総合練習場は舞殿と同規模で、祭の通し稽古などに使われる。教導室は、修練所でのものより規模が大きな講習などに使う。食堂と、浴場の浴槽は時間制。客室は、招かれた講師や、行儀見習い者(急のみ)の宿泊施設として利用される。屋根には、社務所と同じく太陽光発電パネルが敷かれている。


神官寮二階
神官寮二階
神官寮三階
神官寮三階


神官寮二階、三階
 寄宿する神官たちのための寮。男子寮と女子寮(ともに30部屋)に分かれている。麓から通うより便利かつ安上がりときて、希望者が多い。そのため空き部屋がでると抽選になる。部屋は南向きのため日当り良好、10畳一間にトイレと押入れ、浅いベランダ付き。基本は4人部屋だが、神修は3人部屋、正神修は2人部屋、神司から上は1人部屋として使用する許可が出る(ただし空きが出ず実行できないこともある。また社家の者は麓に持家があり自家用車通いのため、ほぼ入居しない)。4人部屋とするとかなり狭くなるため、私物はロッカーを利用する。男子寮は女子禁制、女子寮は男子禁制、階段とエレベーターは管理室でチェックされる。問題をおこすと即退寮となるので、規則を破るものは少ない。たとえ夫婦でも同居は出来ないため、ほとんどの者は結婚と同時に退寮する。出産とともに退寮する者も多いが、やむおえず同室者に育児を手伝ってもらった、という事例も少なくない。なお、子供(中学生未満・神修未満)は性別を問わずどちらの親とでも同室になれる。



本宮の構造